【2020年】今後の株式市場はどうなる?コロナはリーマンの再来か?

2020年初めまで株式市場は順調に成長してきました。

 

しかし、コロナウィルスの感染拡大に伴い株式市場は大きく乱高下しています。

 

2020年、今後の株式市場はどうなっていくのでしょうか?

 

危ないから株を買うべきではないのか?下がっているからこそ買い時なのか?解説していきます。

 

コロナウィルスで乱高下する株式市場

成長し続けた米国株式市場

2008年のリーマンショック以降、2020年初めまで株式市場は順調に右肩上がりで成長してきました。

 

世界経済を牽引するのは言うまでもなく米国です。米国は世界全体の時価総額の55%を占めています。

 

それでは米国の代表的な株価指数であるダウ平均の推移について見てみましょう。

 

(出典:Trading View)

 

2009年には6,600ドルほどまで下落したダウ平均株価は2020年頭には29,000ドルを記録しており、その成長率は約4.4倍です。

 

その間ずっと右肩上がりで成長し続けており、米国株を買っておけば必ず儲かると言われているほどだったのです。

 

2020年に発生したコロナウィルスによる大暴落

しかし、2020年の2月以降、コロナウィルス感染が広がった事により株式市場も大きな影響を受けました。

 

とくに3月以降は爆発的に感染者数が拡大し、ニューヨークでは外出禁止令が発令され、東京ロックダウン(都市封鎖)も検討されています。

 

そのおかげで株式市場もあっという間に暴落しました。

 

(出典:Trading View)

 

3月下旬には18,000ドル台まで急落し40%近い下落となりました。その後、やや回復し21,000ドル台で推移しています。

 

日本の株式市場も米国と同様の動き

日本の株式市場も米国と同じような動きを見せています。リーマンショック後はアベノミクスなどの好景気もあり順調に成長してきました。

 

しかし、2020年に入りコロナウィルスの影響で暴落が起きています。日経平均の推移を見てみましょう。

 

(出典:Smart Chart PLUS)

 

一時は24,000円を記録していましたが、2月に入りコロナウィルスの影響が拡大するにつれて急落していき、16,000円ほどまで暴落しました。その値下がり率は30%以上です。

 

その後は、やや回復し一時は19,000円までもどしましたが記事執筆時点では18,000円台で推移しています。

 

このように米国株式市場も日本株式市場もコロナウィルスにより暴落し、その後やや回復するという同様の動きを見せています。

 

そして重要なことは、暴落はこれで終わったのか?今後の株式市場はどうなるのか?ということです。

 

順番に考えていきましょう。

 

株式市場の今後は回復するのか?再び暴落するのか?

2兆ドル規模の景気対策

2020年2月に入ってからの下落は、投資家の心理的な不安によって生じました。

 

コロナウィルスが拡大したらどうなるんだろう?世界経済が破たんするのではないか?

 

そんな不安から株式市場は暴落してきました。

 

そこで、米国はこれまでにない圧倒的な大型経済対策法案を打ち出しました。その規模はなんと2兆ドル(約220兆円)、リーマンショックの時は7千億ドル(約77兆円)でしたからその大きさが伺えます。

 

政府はこの非常に大きな景気対策によるV字回復シナリオを描いており、投資家の不安は軽減され株式市場は反発を見せています。

 

今が絶好の買い時だとする説

市場が回復しつつあることもうけて、今が買い時だという説を唱える人たちもいます。

 

一度下落した株式市場が回復を見せていることで楽観的なシナリオが多い印象です。ですが、本当にこれから株式市場はV字回復するのでしょうか?

 

私は楽観的なシナリオには否定的です。今後さらに暴落していく可能性が高いと考えています。

 

その理由を解説します。

 

株式市場の暴落はこれからが本番

米国の経済崩壊が始まる

まずこちらを見て下さい。

 

(出典:日本経済新聞)

 

これは米国の失業保険の申請件数の推移です。これまでは69万件が最高でしたが、328万件もの申請件数となっています。

 

つまり、いまだかつてないレベルで失業者数が急増しているのです。これは、実体経済が崩壊していくことを意味しています。

 

これまでの株式市場は、何となくの不安から下落していました。しかし、これから企業の倒産が相次ぎ、経済の破たんが始まっていくのです。

 

まさに株式市場の下落はこれからが本番だと言えるでしょう。

 

日本の経済も破綻する

日本経済も当然、崩壊に向かって歩みを進めています。

 

コロナウィルスによってほとんどのイベントが中止になり、イベント関係の会社はキャッシュフローが回らなくなっています。

 

レストランなどの外食産業も、外出自粛により客足が遠のき経営危機に瀕している会社は数多くあります。

 

中小企業であれば一か月、一か月の資金繰りが勝負です。毎月毎月の経営が大変なのです。

 

国が対策どうこうを検討している間に、あっという間に倒産してしまうのです。そして、倒産する企業があればその取引先の企業にも多大な影響が出ます。

 

これからまさに連鎖的な企業倒産が続いていく可能性が高いのです。

 

株式で資産運用を考えている人へ

決算を確認してから投資をすべき

これまで見てきた通り、株式で資産運用を考えている人はまだ手を出さない方が良いでしょう。

 

企業は3月決算のところが多いですから、2020年の1-3月がどのような業績だったのかこれからどんどん発表されていきます。

 

株主総会もどうなるかは分かりませんが、例年通りであれば6月に開催されます。

 

6月までには決算短信などで企業の損益状況や財務状況を確認できるでしょう。それらを確認できてから投資を開始すべきです。今はまだ手を出すべきではありません。

 

リーマンショック後に資産運用を始めた人は大きな利益

株をあまりやった事がないという人も、暴落の後こそ資産運用を始めるチャンスです。

 

これまでの歴史を見てもリーマンショック後に資産運用を始めた人は大きな利益を得ています。

 

コロナウィルスによる今回の株式市場の下落も、裏を返せば資産運用を始めるタイミングともとれます。もう少し様子を見て下げ止まってから運用を開始することは、投資という観点から見るといい選択だと言えます。